一杯の珈琲と、道具を潤す時間。
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基本のメンテナンス|革を育てる時間
日常の道具として使い込み、時折、労わるように手を入れる。
その繰り返しが革を健やかに保ち、何年先も共に歩める深い表情へと育てていきます。
暮らしに馴染む「道具」を慈しむ、ちょっとした息抜きのような時間を楽しんでみませんか。
【 ご確認ください 】
※製品ごとに専用のメンテナンス方法が推奨されている場合は、そちらを優先していただくことをお勧めします

00. | 道具を揃える
・馬毛ブラシ:表面の埃や汚れを優しく払うために。
・クリーム / ワックス:革に潤いを与える成分。
・ウエス 2枚:クリーム用と、仕上げの乾拭き用。
※着古した綿のTシャツなどをカットしたものでも代用いただけます。
・豚毛ブラシ(+α):細部のクリームを整える仕上げに。

01. | 埃を払う(ブラッシング)
柔らかい馬毛ブラシを使い、表面や細かな隙間の汚れをなでるように優しく、満遍なく払い落とします。

02. | 潤いを与える(オイルケア)
クリームをウエスの上でよく広げてから、薄く、等間隔に塗り広げます。
※Point: 折れ曲がる部分は乾燥しやすいため、心持ち多めに塗るのが長く使い続けるコツです。

03. | 時を置く(浸透)
2〜3分ほど置き、革の奥まで成分を浸透させます。この待ち時間も、道具を眺める豊かなひとときです。

04. | 光を呼び戻す(乾拭き)
清潔なウエスで、自然な光沢が出るまで一気に拭き上げます。

※+α: ステッチや凹凸に残った余分なクリームは、豚毛ブラシで丁寧に取り除くと、仕上がりの精度が一段と高まります。
また明日から、あなたを支える道具として力になってくれます
お手入れの目安は、1〜2ヶ月に一度。
季節の変わり目や、革の乾燥が気になった時に、ふと思い出すくらいで大丈夫です。
無心に手を動かし、道具と向き合う時間が、あなた自身の心をととのえるひとときになれば幸いです。
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対応時間:11:00〜17:00 ( 月曜・イベント出店日を除く )
革は、お手元に届いた瞬間が完成ではありません。
日々の暮らしの中で使い込まれ、あなただけの「黒」へと育っていく。
その過程もまた、私が大切にしている精度の一部です。
日常のど真ん中に、精度とゆとりを。
CRAFT39
